お客さまひとりひとりが充分に満足してしただける行届いた対応を実現するためには“個人”をベースにした顧客の見直しが必要です。誰が大切なお客様なのか、誰がこれから大切なお客様になってくれそうなのか。ひととおりのお客様の傾向を見極めるためには、顧客情報の徹底した管理が欠かせません。 こうした顧客管理の実現へ向けて、現在多くの企業が取り組んでいるのが、コンピューターを活用した情報管理システムの構築です。
多様で膨大な量の顧客情報や商品情報を性格にスピーディーに把握すると共に、多角的な分析を加えて、その結果を販促活動や経営戦略に活用する。つまり、情報をデータベース化し、マーケティングにいかす、データベース・マーケティングの手法が盛んに導入されています。
サロンにおいても、従来のように顧客カルテを使った手作業による集計管理だけでは、実際の売上との相互関係までは掴みにくく、本来の目的である顧客の分析にまではほとんど至ることができなかったのが現実です。そういった状況のなか開発されたのが、NAVIの顧客データ検索システムであり、このデータベースをどのようにセールスプロモーションに展開させていくかが、サロンの未来を決定するのです。
このマニュアルでは、NAVIによって検索することができる顧客データの具体的な活用法を中心に、確実にサロンの売上向上ににつながるセールスプロモーションのノウハウを挙げてまいります。まずは皆様にも馴染みの深いDM(ダイレクト・メール)による、有効的なアプローチから始めましょう。
定期的なDMアプローチにおける疎遠客のほりおこし計画です。
新規のお客様へのDMアプローチによる固定化計画です。
次回来店予定の入っているお客様へのDMアプローチです。
その月の誕生日のお客様へのDMアプローチによるコミュニケーションづくりです。
年間売上VIPお客様への一年間の感謝の気持ちを送りましょう。
▸宛名の出力方法 … コンピューターの活用により一元管理
▸販促カレンダー … 一年間の販売促進スケジュール
▸DM計画チェックシート … 経営計画立案の支援を 『PLAN DO CHECK ACT』で応援